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表彰事業
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日経ものづくり大賞  2007年度受賞企業一覧

国内
企業名 事業所/システム名 評価のポイント
住友金属工業(株) 和歌山第4号高炉
(和歌山市)
24時間体制で2000℃にも達する高温にさらされ、定期的に大掛かりな改修工事を余儀なくされる高炉で連続25年以上という日本一の長寿を達成。最終的には稼働日数は1万日近くに達する見通し。現時点で当初予定されていた寿命の3倍以上も稼動している背景には、製鉄所内で結成した横断チームの工夫がある。
新日本製鐵(株) IT操業支援システム
(千葉県)
熟練工のノウハウ継承を目的にIT操業支援システムを開発し、昨年君津製鉄所で導入。ヘルメットに組み込んだ特殊マイクやICタグなどを駆使し、現場のちょっとした工夫を蓄積してラインの自動管理などで生産効率を高める、従来のIT化を一歩進めた取り組みだ。
ソニーセミコンダクタ九州(株) 熊本テクノロジーセンター
(熊本県菊陽町) 
ソニーの主力半導体工場で、昨年5月に従来比2.4倍と高効率の冷熱源システムを導入、環境に配慮した運営を続けている。事前に年間エネルギー使用量シミュレーションを行い、工場全体のエネルギー効率を最大限に高められるような制御システムを新たに開発。年間を通じて全体性能が最高となるように最適制御を行っている。
ローランド(株) Roland Integrated Keyboard Assembly Line
(浜松市)
電子ピアノとシンセサイザーの鍵盤組み立てラインに、熟練作業者の動きを忠実に再現させるロボットを導入。業界でも例のないロボットによる鍵盤組み立てで、省力化と品質向上を同時に達成した。
(株)リコー リコーテクノロジーセンター
(神奈川県海老名市)
2005年に日立製作所から海老名事業所を譲り受けて開設。東京・大森、神奈川・厚木などに分散していた複写機・プリンターの開発・生産技術者を集約するとともに、建物の各部門のレイアウトや実験室に工夫を凝らし、同じ空間に開発・設計・生産部隊の社員を配置して業務全体を効率化させた。
FCM(株) 3元メッキ工法
(大阪市)
メッキ中に鉛を含まない「鉛フリー化」に対応するため、独自の「3元メッキ工法」によるスズ・銀・銅の合金を使用。耐久性が高く、電子部品のショートも起きにくいという特徴もある。欧州を中心に広がる有害物質規制を追い風に、鉛フリーの有力手段として家電や自動車の電子部品への利用拡大を狙う。
(株)メイコー 宮城メイコー(株)
(宮城県石巻市)
メイコーが得意とする、高精度で強度の高いプリント基板製造技術に、2004年に買収した宮城電子の層間接合技術を取り入れ、従来品よりも30%薄い基板の量産化に成功。同社は最先端の基板の開発から量産化までを担い、技術と顧客の基盤を確立するための拠点に位置づけられている。
サンケン電気(株) サンケンオプトプロダクツ(株)
(石川県羽咋郡)
液晶パネルのバックライトに使用する冷陰極蛍光管(CCFL)の製造工程に、前後二つの工程に分割する独自のレイアウトを採用。柔軟な仕様変更に対応しながら、工程にかかわる技術者の人員を減らし、生産性を2倍に高めた。

海外
企業名 事業所/システム名 評価のポイント
住友金属鉱山(株) コーラル ベイ ニッケル社
(フィリピン・パラワン島)
フィリピン・パラワン島のコーラルベイで、HPAL(高圧硫酸浸出)法と呼ばれる技術を使い、わずかなニッケルしか含まない低品質鉱石からステンレスなどの原料となるニッケルを抽出する。資源獲得競争が激しくなる中、利用されず放置されてきた低品質鉱石を利用できるようにする意義は大きい。
スズキ(株) マルチ・スズキ・インディア社
マネサール工場
(インド・ハリアナ州)
急拡大するインド市場向けだけでなく、欧州や中近東、アフリカなどに年10万台以上輸出するスズキの世界戦略拠点。東京ドームの約50倍の広大な敷地を有し、溶接の7割、塗装の8割の作業を自動化した。日本でも導入していない生産設備を採用し、日本式生産手法の勉強会を開いて品質対策も強化。

日経BP特別賞
企業名 事業所/システム名 評価のポイント
(株)西村金属 チタン加工技術
(福井県鯖江市)
従来のメガネの部品加工から、チタンに微細な深穴を開ける技術を生かして4年前に医療用器具、光学機器、センサー、航空機関連といった異業種の部品加工にも乗り出した。現在では売上高の約5割をメガネ以外で稼ぐとともに、地域の企業と共同でチタン微細精密加工の仕事を請け負う試みも始めている。


※本文は、2007年10月17日付けの日経産業新聞等で掲載した記事をもとに構成しています。
※本文の無断複写・複製、転載を禁じます。
   
 
   

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