日本経済新聞社は「学生応援プロジェクト」の一環として、上智大学と共同で「2016年米大統領選と日米関係の行方~ジョセフ・ナイ白熱討論」を上智大学の四谷キャンパス10号館講堂で開催しました。
 今年で5回目となるこのイベントに今回も国際関係における「ソフトパワー」の重要性を提唱した国際政治学者で、党派を超えた立場から日米関係の指針を示した「アーミテージ・ナイ報告書」の共同執筆者としても有名なジョセフ・ナイ米ハーバード大学特別功労教授が登壇しました。米大統領選挙の直前のタイミングということもあり、参加した学生の皆さんは共和党のドナルド・トランプ候補が米国で一定の支持を集める背景や来年発足する新政権の対日政策などに関する質問を率直にぶつけ、ナイ教授も丁寧な説明で応じて1時間半のプログラムは大いに盛り上がりました。

 

2016年米大統領選と日米関係の行方

 

開催概要

日時 2016年10月26日(水) 13:10~14:45(受付開始12:15、入場12:45) 
会場

上智大学・四谷キャンパス10号館講堂

東京都千代田区紀尾井町7-1

主催 日本経済新聞社、上智大学

プログラム

13:10 ~ 13:15 挨拶
早下 隆士(上智大学学長)
13:15 ~ 13:45

第1部 基調講演「2016年米大統領選と日米関係の行方」

現アーミテージ・インターナショナル代表。元国務副長官(2001年-2005年)。1993年から2001年にはアーミテージ・アソシエイツ代表を務める。1989年から1993年にかけて、主要外交ポストを歴任。1991年の湾岸戦争時には、特使としてヨルダンのフセイン国王の元へ派遣される。また、旧ソ連の新独立国家(NIS)に対するアメリカの支援を特使として指揮した。
1983年から1989年にかけて国防次官補(国際安全保障担当)、1981年から1983年にかけて国防次官補代理(東アジア・太平洋地域担当)を務めた。
1967年、米海軍兵学校を卒業。ベトナム戦争では3度戦闘任務に就いた。国内外より多数の軍事勲章、公共サービス殊勲賞を授与されている。

ジョセフ・ナイ氏
米ハーバード大学特別功労教授、米戦略国際問題研究所〈CSIS〉理事、元米国防次官補
>> プロフィール

ハーバード大学特別功労教授。前ハーバード大学ケネディ行政大学院長。1958年にプリストン大学で学士号を最優等で取得。ローズ奨学金でオックスフォード大学に進学した後、ハーバード大学で政治学博士号を取得し、1964年から同学で教鞭を執る。2008年には国際関係学者2700人の投票により米外交政策上最も影響力のある学者に選ばれ、2011年の調査では国際関係に関して過去20年間で4番目に影響力のある人物に選ばれた。「Foreign Policy」誌による「世界の思想家トップ100人」にも選出されている。

1977年から79年にかけ国務次官補および国家安全保障会議核兵器不拡散グループ委員長を兼任。1993年から94年には大統領のために諜報評価を行う国家情報会議議長、また1994年から95年にかけては国際安全保障担当の国防次官補を務めた。この間これら3つの政府機関から功労賞を授与されている。

学術書と小説13冊を出版し、専門誌や政策雑誌に200を超える記事を寄稿。近著には、「The Economist」誌により「緻密で説得力がある」と評された『ソフト・パワー』〔原題:Soft Power〕、『リーダー・パワー: 21世紀型組織の主導者のために』〔原題:The Powers to Lead〕、『フューチャー・オブ・パワー』〔原題:The Future of Power〕がある。最新著『大統領のリーダーシップとアメリカの時代の創造[原題:Presidential Leadership and the Creation of the American Era] 』が2013年5月に発表されている。

米芸術科学アカデミー、英国学士院および米外交アカデミーの特別研究員、またオックスフォード大学エクセター校の名誉会員である。プリンストン大学からウッドロー・ウィルソン賞、米国政治学会よりチャールズ・メリアム賞、またフランス政府から教育功労賞、またその他様々な名誉学位を授与されている。

13:45 ~ 14:45 第2部 討論「あなたも参加~学生たちとの白熱討論」
ジョセフ・ナイ氏

<モデレーター>
春原 剛
日本経済新聞社編集委員、上智大学グローバル教育センター客員教授、日本経済研究センター日米プロジェクト(富士山会合)事務総長

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