コンサート・オペラ・舞台


第13回日経能楽鑑賞会

2019年6月6日(木) 午後6時00分開演
2019年6月13日(木) 午後6時00分開演
国立能楽堂


写真右=能「西行桜」より、シテ『老桜の精』浅見真州 ⓒ 前島写真店
写真左=能「遊行柳」より、後シテ『朽木の柳の精』梅若実 ⓒ 前島写真店

日本経済新聞社は、平成19年(2007年)より、現代の能楽界を代表する能楽師による「日経能楽鑑賞会」を毎年開催しております。今年も、ともに観世流シテ方の浅見真州師と梅若実師という組み合わせで開催いたします。
6月6日(木)は浅見真州シテによる世阿弥作「西行桜さいぎょうざくら」。静寂な春の夜に老桜の精が舞う幻想的な世界が展開されます。13日(木)は梅若実シテによる観世信光作「遊行柳ゆぎょうやなぎ」。朽ちてゆく我が身が念仏によって救われた老柳の精の喜びが見どころ。桜と柳の老木の精が閑雅に舞い、見る者を幽玄の世界に誘う西行ゆかりの傑作2曲です。
狂言はこれまで同様、野村萬師、野村万作師(ともに和泉流)が出演。萬師が13日に「萩大名」、万作師が6日に「伊文字」でシテを勤めます。
室町時代に生まれ、激動の時代を乗り越えてきた日本文化の精髄、能楽。確固たる技術と情趣豊かな表現力を持つ、まさに現代日本の最高峰の能楽師による名曲舞台にご期待ください。

 

日時 2019年6月6日(木)
 午後6時00分開演(午後5時30分開場)
2019年6月13日(木)
 午後6時00分開演(午後5時30分開場)
会場 国立能楽堂
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
交通案内
JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅下車 徒歩5分
地下鉄大江戸線「国立競技場」駅下車 徒歩5分
地下鉄副都心線「北参道」駅下車 徒歩7分
入場料 税込・全指定席 配席表
各日
S席=10,000円、A席=8,000円、
B席=7,000円、C席=6,000円

2公演セット券
S席=19,000円、A席=15,000円、
B席=13,000円、C席=11,000円
※2公演セット券は、S・A・B席各36セット、C席は10セット限定。いずれも日経能公演事務局のみで取り扱います。
※未就学児童のご入場はできません。

※やむを得ぬ事情により出演者、演目が変更となる場合がございます。
主催 日本経済新聞社
チケット 2019年3月21日(木・祝)午前10時から下記で発売開始
日経能公演事務局 03-5281-8067
国立能楽堂(窓口販売のみ/10:00〜18:00)
チケットぴあ 0570-02-9999
(音声認識予約・Pコード:492-353)
お問い合わせ 日経能公演事務局 03-5281-8067
<平日の10:00〜18:00>
(3月11日(月)から開設)
出演 6月6日(木)
狂言「伊文字いもじ」野村万作(和泉流)
能「西行桜さいぎょうざくら浅見真州(観世流)
番組はこちら

6月13日(木)
狂言「萩大名はぎだいみょう」野村萬(和泉流)
能「遊行柳ゆうぎょうやなぎ梅若実(観世流)
番組はこちら

 

番組 6月6日(木) 午後6時00分開演(午後5時30分開場)
狂言(和泉流)
伊文字いもじ 詳細はこちら
 
シテ(女・使い者) 野村 万作
アド(主人) 内藤 連
小アド(太郎冠者) 高野 和憲
後見 岡 聡史
能(観世流)
西行桜さいぎょうざくら  詳細はこちら
 
シテ(老桜の精) 浅見 真州
ワキ(西行法師) 宝生 欣哉
ワキツレ(花見の人々) 殿田 謙吉
則久 英志
野口 琢弘
大日方 寛
野口 能弘
アイ(西行の庵の能力) 野村 萬斎
一噌 幸弘
小鼓 森澤 勇司
大鼓 河村  大
太鼓 澤田 晃良
後見 観世 銕之丞
浅見 慈一
地謡
  • 安藤 貴康
  • 馬野 正基
  • 谷本 健吾
  • 岡  久広
  • 長山 桂三
  • 浅井 文義
  • 北浪 貴裕
  • 小早川 修
番組 6月13日(木) 午後6時00分開演(午後5時30分開場)
狂言(和泉流)
萩大名はぎだいみょう 詳細はこちら
 
シテ(大名) 野村 萬
アド(太郎冠者) 野村 万之丞
小アド(亭主) 野村 万蔵
後見 河野 佑紀
能(観世流)
遊行柳ゆぎょうやなぎ  詳細はこちら
 
前シテ(老人)
後シテ(朽木の柳の精)
梅若 実
ワキ(遊行上人) 森 常好
ワキツレ(同行の聖) 舘田 善博
梅村 昌功
アイ(所の者) 能村 晶人
松田 弘之
小鼓 田邊 恭資
大鼓 柿原 弘和
太鼓 小寺 真佐人
後見
  • 山崎 正道
  •      
  • 小田切 康陽
地謡
  • 内藤 幸雄
  • 角当 直隆
  • 川口 晃平
  • 鷹尾 維教
  • 松山 隆之
  • 梅若 紀彰
  • 山中 迓晶
  • 鷹尾 章弘

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浅見真州(あさみ まさくに)

1941年、観世流能楽師、故浅見真健の五男として東京に生まれる。4歳の時に「雲雀山」の子方で初舞台を踏み、幼少期は父の指導を受けるも、今なお不世出の名手とうたわれる故観世寿夫の強い影響を受け、籍を銕仙会に移して愛弟子として薫陶を受ける。初シテは1957年、16歳の時に「敦盛」を勤める。2005年、秋の紫綬褒章受章、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2011年、秋の旭日小綬章受章。2013年、日本芸術院賞受賞。2019年2月、フランス政府よりフランス共和国・芸術文化勲章シュヴァリエを受章。同月、日経能パリ公演(シテ・ド・ラ・ミュージック)で「翁」「葵上」「砧」を上演。

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梅若実(うめわか・みのる)


撮影:森山雅智
重要無形文化財各個認定(人間国宝)保持者。1948年、五十五世梅若六郎の嫡男として生まれる。1951年、3歳で「鞍馬天狗」にて初舞台。1979年、観世流梅若六郎家当主を継承。1988年、五十六世梅若六郎を襲名。1980年の芸術祭優秀賞、1987年の芸術選奨文部大臣賞、 1996年の観世寿夫記念法政大学能楽賞、1999年の讀賣演劇大賞優秀賞、日本芸術院賞ほか受賞多数。2006年、紫綬褒章受章。2007年、芸術院会員就任。2008年12月、二代梅若玄祥を襲名。2018年2月、四代梅若実を襲名。2019年2月、フランス政府よりフランス共和国・芸術文化勲章シュヴァリエを受章。同月、日経能パリ公演(シテ・ド・ラ・ミュージック)で「清経 恋之音取」を上演。
https://umewakanoh.exblog.jp/

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狂言「伊文字」 あらすじ

主人が太郎冠者とともに清水寺の観世音に妻乞いに詣でる。そこで夢のお告げを受けて西門に赴くと一人の女性と出会う。住まいを尋ねられた女は歌を残して去る。残された二人は歌を忘れてしまい、通りがかりの者に歌を詠ませる「歌関」を構えるのだが…。

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能「西行桜」 あらすじ

西行が庵室を構える京・西山は桜の盛り。そこに大勢の花見客がやって来る。静かな生活を営みたい西行は、多くの花見客を迎えることになり、桜のせいで静かな暮らしを乱されてしまったと歌に詠む。その夜、西行の夢に老桜の精が現れ、桜に罪はないと西行を問い質して、都の桜の名所を挙げて舞ったあと、夜明けとともに去っていく。

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狂言「萩大名」 あらすじ

大名が、「何か面白いことはないか」と太郎冠者に聞くと、見事な萩の花が咲く庭があるが、萩を見た感想を短歌にして亭主に披露することが条件である、と言われ見物に行く。尻込みする大名にいろいろと知恵を授ける太郎冠者。そして二人は萩の庭に行くのだが…。

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能「遊行柳」 あらすじ

遊行上人が従僧たちを引き連れ、白河関にやって来る。そこに老人が現れ、昔の遊行上人が通った名木「朽木柳」がある道を案内する。老人は、西行がこの柳を歌に詠んだ故事を教え、柳の蔭に姿を消す。夜、上人一行が念仏を唱えると、夢に老柳の精が現れ、上人の念仏に感謝し、舞を舞う。僧が夢から醒めるとそこには朽ち果てた柳の木だけが立っていた。

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