美術展


特別企画
奈良大和四寺のみほとけ

2019年6月18日(火)〜 9月23日(月・祝)東京国立博物館

奈良県北東部に所在する岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺は、いずれも7〜8世紀に創建された古刹で、きわめて魅力に富んだ仏像を伝えています。奈良時代に流行した木心乾漆造の岡寺・義淵僧正坐像、平安時代初期の重厚な特色を備える室生寺・釈迦如来坐像、鎌倉時代に高度な技術で造られた長谷寺・十一面観音菩薩立像、安倍文殊院本尊の像内に納められていた文書など国宝4件、重要文化財9件を含む名品を展示します。卓越した造形と厚い信仰を物語るみほとけをぜひご堪能ください。

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「横山華山」展

2019年7月2日(火)〜 8月17日(土)京都文化博物館

横山華山(1781/4〜1837)は、江戸時代後期の京都で活躍した絵師です。諸画派に属さず、画壇の潮流に左右されない自由な画風と筆遣いで人気を博しました。曾我蕭白に傾倒し、岸駒に入門した後、呉春に私淑して絵の幅を広げた華山は、多くの流派の画法を身につけ、作品の画題に合わせて自由自在に筆を操りました。江戸の絵師たちにも大きな影響を与え、その名声は当時日本中に広がっていました。また、海外の研究者やコレクターからも評価され、欧米の美術館に優品が所蔵されています。
本展は、華山の多彩な画業を系統立てて紹介する初めての回顧展です。曾我蕭白や弟子たちの作品も含め会期中あわせて約100点の展示で、かつて有名であったにも関わらず、忘れ去られてしまった画家の全貌を掘り起こし、その魅力に光を当てます。ボストン美術館や大英博物館など海外に渡った作品も里帰りします。

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本展は、原三溪の四つの側面、すなわち「コレクター」「茶人」「パトロン」「アーティスト」としての業績に焦点を当てます。それらの相互関連を時代背景も視野に入れて探りながら、今日、国宝や重要文化財に指定される名品30件以上を含む三溪旧蔵の美術品や茶道具約150件と、関連資料を展観することによって、原三溪の文化人としての全体像を描きだします。三溪自身も一堂に観ることが適わなかった旧蔵の名品を、過去最大規模で展観する貴重な機会となります。

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「印象派への旅 海運王の夢-バレル・コレクション」展

2019年8月7日(水)〜 10月20(日)静岡市美術館

「海運王」ウィリアム・バレルが古今東西の美術工芸品などを集め、9000点以上をグラスゴー市に寄贈したバレル・コレクション。現地でしかみることのできなかった門外不出の作品からエドガー・ドガをはじめとする73点が来日します。さらにケルヴィングローヴ美術博物館よりゴッホ、ルノワール、セザンヌなどの作品も加え、写実主義から印象派への流れをたどる貴重な作品をご覧いただきます。

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東京都写真美術館では、日本・ポーランド国交樹立100周年を記念して、東欧の文化大国ポーランドの1970年代以降の美術を、女性作家と映像表現のあり方に注目して紹介する展覧会を開催します。
20世紀のポーランド美術史・映画映像史は、数多くの男性の名によって語られてきました。しかし、ベルリンの壁崩壊後いっきに東側に流れ込んできたグローバル経済の波に参画し、EU加盟も果たした21世紀のポーランドにおいて、女性たちによる多くの表現が、特に映像表現の領域で存在感を放っています。と同時に、これまで十分に語られてこなかった、女性作家の映像を用いた表現の先駆例について再検証しようという流れが生まれています。
本展は、ポーランド国内外の研究者やキュレーター、関連機関との連携交流を通じて、ポーランドの1970年代からの美術の歩みを、その時代背景をふまえながら新たな視点で読み解きます。そして、世代を異にする女性アーティストたちが、自身のおかれた社会環境を見つめ、それぞれの表現方法で発信する術を、いかに見出してきたかをたどる、きわめて意欲的な展覧会です。

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手塚雄二展
光を聴き、風を視る(ひかりをきき、かぜをみる)

2019年9月6日(金)~ 10月6日(日)福井県立美術館


《おぼろつくよ》2012年、個人蔵

光や空間を表現する西洋的な技法も取り入れ、日本の伝統美を高純度かつスマートな感性で流麗に描き上げ、新時代の日本画を切り拓く画家・手塚雄二。1953年神奈川県に生まれ、東京藝術大学在学中に院展に初入選、故・平山郁夫に師事し、39歳の若さで日本美術院同人に推挙されるなど、早くから21世紀を担う日本画壇の旗手として嘱望され、今や現代日本画壇を牽引するトップレベルの作家として活躍しています。初期の作品から代表作、新たな画境をひらく新作まで紹介します。

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「殿さまとやきもの」展

2019年9月15日(日)~ 11月10日(日)徳川美術館

本展覧会は1万点にのぼる尾張徳川家伝来の大名道具から「陶磁」という素材に焦点を絞り、世に知られた大名物はじめ庭焼や会席具、調度類中のうつわまで、蔵に納まる外国製・日本製の多種多様なやきものを、文化史と陶磁史の2つの視座から一挙に紹介します。
徳川将軍家に次ぐ家格を誇った尾張徳川家の歴代藩主たちが必要とし、選び、用いたやきものの数々と、その背景にあった近世の美意識と価値観をお楽しみください。

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カルティエ、時の結晶

2019年10月2日(水)~ 12月16日(月)国立新美術館

本展では、「時間」を巡る想いや哲学を根底に持ちつつ、「プロローグ」に続く「色と素材のトランスフォーメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」という各章を追いながら、カルティエの革新的なデザインの世界を探求します。
これまでカルティエは様々な都市で30回以上もの展覧会を開催してきましたが、今回初めての試みとして、特に1970年代以降の現代作品のデザインに焦点を当て、カルティエが過去に制作した歴史的作品を収蔵する「カルティエ コレクション」とともに展示します。
この展示の会場構成を手がけるのは新素材研究所/杉本博司+榊田倫之。「時」を意識し回遊する展示空間が創出され、新たな鑑賞体験に誘います。

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流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美

2019年10月12日(土)~ 11月24日(日)京都国立博物館

かつて二巻の絵巻物として存在していた《佐竹本三十六歌仙絵》は、三十六人の優れた和歌の詠み人「歌仙」を描く、鎌倉時代の名品で、「歌仙絵」の最高峰とされています。大正8年(1919)に起こった、日本美術史を揺るがす「絵巻切断」事件により、一歌仙ずつ別々の所蔵者のもとに分割され、離れ離れとなりました。この分割からちょうど100年を迎える本年、大正・昭和・平成の世を超え伝えられた秘宝が、展覧会としては過去最大となる30件以上集結し、奇跡の再会を果たします。平安・鎌倉時代に花開いた王朝美術の名品とともにご紹介します。

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日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念
ブダペスト国立西洋美術館 & ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵

ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年

2019年12月4日(水)~ 2020年3月16日(月)国立新美術館

日本とハンガリーの外交関係開設150周年を記念し、ハンガリー最大の美術館であるブダペスト国立西洋美術館とハンガリー・ナショナル・ギャラリーのコレクション展を開催します。両館の所蔵品がまとまった形で来日するのは、じつに25年ぶりとなります。
本展では、ルネサンスから20世紀初頭まで、約400年にわたるヨーロッパとハンガリーの絵画、素描、彫刻の名品130点が一堂に会します。クラーナハ、ティツィアーノ、エル・グレコ、ルノワール、モネなど巨匠たちの作品に加えて、日本では目にする機会の少ない19・20世紀ハンガリーの作家たちの名作も、多数出品されます。「ドナウの真珠」と称えられるハンガリーの首都、ブダペストから一挙来日する珠玉の作品群を、ぜひご堪能ください。


三大浮世絵コレクション(仮称)

2020年7月23日(木・祝)~ 9月13日(日)東京都美術館


葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》平木浮世絵美術館

本展は、2020年の東京オリンピック開催に合わせ、国内のみならず、海外から数多く訪れる観光客の方々にも、浮世絵の魅力を十分に体感いただこうという展覧会です。太田記念美術館(東京・原宿)、日本浮世絵博物館(長野・松本)、平木浮世絵美術館(東京・豊洲)という、日本を代表する浮世絵の3大コレクションが総力を結集し、選りすぐりの名品約400点をご紹介します。

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唐三彩 ―シルクロードの至宝
2019年8月25日(日)まで
出光美術館
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東山魁夷のスケッチ
-欧州の古き町にて
2019年9月14日(土)〜 12月1日(日)
アサヒビール大山崎山荘美術館
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チラシ

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