美術展


大清帝国展 完全版

2021年1月27日(水)~ 5月16日(日)東洋文庫ミュージアム

1616年、中国の東北地方で生まれた女真人による王朝は、後に中国本土とモンゴルを治める王朝「清」となり、その後も大きく版図を広げて、様々な民族を内包する史上まれにみる大帝国となりました。しかし18世紀半ば、ヨーロッパで産業革命が起こると風向きが変わってきます。2020年冬、清の起源から1842年のアヘン戦争終結までを展望する「大清帝国展」を開催しました。本展では、その後怒涛の勢いで国際社会の中で翻弄される「清」はどうなったのか、前回の展示とあわせて、はじめから終わりまでご紹介します。

 

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1910~20年代のヨーロッパで生じ、芸術・デザインに革新をもたらした“構成主義”は、特にビジュアルデザインの領域において、図像と文字を幾何学的・抽象的な融和のもとに構成しようとする特徴的な表現様式をもたらしました。エル・リシツキー、ヤン・チヒョルト、マックス・ビル、ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマンなど、数々のアーティスト/デザイナーが時代を超えて共有したこの様式は、広くビジュアルデザインの可能性を拡張する試みとして発展を重ね、今日のビジュアルデザインの基盤を形成します。本展は、この潮流のもとに世に送り出され、時代を彩った“構成的ポスター”が、20世紀を通じて織りなした図像と文字の風景を、竹尾ポスターコレクション(多摩美術大学寄託)により辿るものです。展示される個々のポスターが示す鮮やかな創造力、そしてそれらのポスターが総体として示す歴史的な継承と発展のプロセスをお楽しみください。

 

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あやしい絵展

2021年3月23日(火)~ 5月16日(日)東京国立近代美術館


甲斐庄楠音《横櫛》
大正5(1916)年頃、京都国立近代美術館

明治期、あらゆる分野において西洋から知識、技術などがもたらされるなか、美術も西洋からの刺激を受けて、新たな時代にふさわしいものへと変化していきました。
このような状況のもとで生み出されたさまざまな作品の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった「単なる美しいもの」とは異なる表現がありました。これらは、美術界で賛否両論を巻き起こしつつ、激動する社会を生きる人々の欲望や不安を映し出したものとして、文学などを通して大衆にも広まっていきました。
本展では、幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などから、「美しい」だけではくくることのできない魅力をもつ作品を、「あやしい絵」として紹介します。

 

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生誕150年記念
モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて

2021年3月23日(火)~ 6月6日(日)SOMPO美術館
2021年7月10日(土)~ 9月20日(月・祝)豊田市美術館


ピート・モンドリアン
《大きな赤の色面、黄、黒、灰、青色のコンポジション》
1921年 油彩・キャンヴァス
デン・ハーグ美術館 Kunstmuseum Den Haag

オランダの画家、ピート・モンドリアン(1872-1944)の画業を紹介する日本では23年ぶりとなる待望の個展です。
初期のハーグ派様式の風景画から晩年の水平垂直線と原色平面の「コンポジション」シリーズまで、その作品は多岐にわたり、一見すると大きな画風の変化があるように思われますが、どのように後期の抽象画へとつながっているのか、時代を追って辿ることができるのが本展のみどころです。
また、直線と限られた色面によるモンドリアンの絵画構成は、ドゥースブルフらと1917年に結成した「デ・ステイル」の基本理念となり、デザインや建築の領域にも大きな影響を与えました。「デ・ステイル」に関わった作家の作品をあわせて紹介し、2022年に生誕150年を迎えるモンドリアンの芸術の広がりを再検証します。

 

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凝然国師没後七百年 特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」

2021年3月27日(土)~ 5月16日(日)京都国立博物館

仏教徒が守るべき倫理規範である「戒律」は、5度に及ぶ失敗にもひるむことなく渡航を果たした唐の高僧・鑑真(688~763)によって日本に伝えられ、日本仏教の発展に大きな役割を果たしました。その後戒律運動は、多くの高僧が登場する鎌倉時代に最盛期を迎え、律僧たちにより民衆のための社会福祉事業や造像活動が行われ、文化史上にも燦然たる光を放っています。
本展は、凝然国師没後700年を迎える2021年に、鑑真の遺徳を、京都では45年ぶりの公開となる「鑑真和上坐像」(唐招提寺蔵)をはじめとする唐招提寺の寺宝によって偲ぶとともに、江戸時代までの戒律のおしえが日本でたどった歩みを宗派を超えた名宝によってご紹介するものです。

 

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豊臣の美術

2021年4月3日(土)~ 5月16日(日)大阪市立美術館

全国統一を成し遂げ、天下人となった豊臣秀吉とその一族は強大な権勢と富を手中に収め、わずか30年余の短い期間に桃山文化を隆盛へと導きました。
本展では、優美な蒔絵漆器や南蛮調度品、唐物茶道具、刀剣、豊臣家の御用絵師・狩野派による障壁画など天下人の日常を彩った名品の数々を紹介します。
大坂の陣でその多くが消失しましたが、今も残る絢爛豪華な品々からは当時の大いなる威光と美意識を体感いただけます。

 

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東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展

2021年4月24日(土)~ 6月6日(日)神戸市立博物館
2021年9月18日(土)~ 11月7日(日)富山県美術館
2021年11月19日(金)~ 2022年1月16日(日)長野県立美術館


御影堂内「宸殿の間」より「上段の間」を臨む

戦後を代表する日本画家、東山魁夷(1908-1999)の深い精神性と豊かな叙情をたたえた風景画は、日本人の自然観や心情を普遍的に表現したものとして高く評価されています。
なかでも10年もの歳月を費やして完成させた記念碑的大作が、律宗の総本山、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画です。五室にわたる障壁画には、日本の風土の象徴としての海と山、そして鑑真和上の故国である中国の風景が描かれています。
この大障壁画全68面を御影堂の再現展示で紹介するとともに、東山魁夷が日本と中国の各地を歩いて幾度も構成を練ったスケッチや下図もあわせて展示します。東山魁夷が鑑真和上に捧げた祈りの美の足跡をお楽しみいただけます。

 

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クロード・モネ ―風景への問いかけ
オルセー美術館・オランジュリー美術館特別企画

2021年5月29日(土)~ 9月10日(金)10月2日(土)~ 2022年1月10日(月・祝)アーティゾン美術館

2021年の会期が秋に変更になりました。

印象派の画家クロード・モネ(1840-1926)は、自然の中の外光の美しさに魅了され、その探求と表現方法の追求に生涯を捧げ、風景画を革新したことが知られます。モネが生み出した風景画は、それまでの風景を描いた作品のあり方を根底から覆し、新しい時代の世界観とその詩情を伝達する手段を創造するものでした。
本展では、モネの画業の重要な時代と場所、すなわちル・アーヴル時代、アルジャントゥイユ時代、ヴェトゥイユ時代、1880年代の旅の時代、ジヴェルニー時代と、それぞれを丁寧にたどります。モネが各々の時代に、各々の土地で何を見て、どのように描き、どのような主題をイメージに込めたのかを丹念に探り、画業の終盤に手がけた睡蓮の連作へといたる過程をなぞることで、個々の作品が連続性のなかで発展していることを示します。また、モネの画業に重大な影響を与えた同時代の画家たち、新しい表現方法としての写真作品、西洋の文脈とは全く異なる質を持つ浮世絵などの日本美術、さらには水辺の情景を視覚化したエミール・ガレらによるアール・ヌーヴォーの工芸品も展示します。
オルセー美術館、アーティゾン美術館が所蔵する優品を軸に国内外の選りすぐりの作品で、風景画家としてのクロード・モネの画業に迫る展覧会です。

公式サイトはこちら

コシノヒロコ展
-HIROKO KOSHINO EX・VISION TO THE FUTURE 未来へ-
2021年4月8日(木)~ 6月20日(日)
兵庫県立美術館
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三輪龍氣生の陶 命蠢く
2021年4月17日(土)~ 8月1日(日)
菊池寛実記念 智美術館
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若冲と近世絵画
2021年4月29日(木・祝)~ 10月24日(日)相国寺承天閣美術館
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