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コンサート・オペラ・舞台
名手シェレンベルガーが密かに温めてきたオーボエ、ヴィオラ、ピアノという珍しい組合せのトリオを、気心の知れた日本の仲間たちと共にここに実現。オーボエ、ヴィオラという楽器の魅力にも存分に触れていただけるプログラムです。トリオの作曲家レフラーとクルークハルトは、いずれも1800年代半ばにドイツで生まれ、レフラーはアメリカでヴァイオリニストとしても活躍、一方、クルークハルトはドイツで指揮者としても活躍、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」も指揮している。
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美術展
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美術展
仏教徒が守るべき倫理規範である「戒律」は、5度に及ぶ失敗にもひるむことなく渡航を果たした唐の高僧・鑑真(688~763)によって日本に伝えられ、日本仏教の発展に大きな役割を果たしました。その後戒律運動は、多くの高僧が登場する鎌倉時代に最盛期を迎え、律僧たちにより民衆のための社会福祉事業や造像活動が行われ、文化史上にも燦然たる光を放っています。
本展は、凝然国師没後700年を迎える2021年に、鑑真の遺徳を、京都では45年ぶりの公開となる「鑑真和上坐像」(唐招提寺蔵)をはじめとする唐招提寺の寺宝によって偲ぶとともに、江戸時代までの戒律のおしえが日本でたどった歩みを宗派を超えた名宝によってご紹介するものです。